退職時における秘密保持契約、 競業禁止契約の取り方と留意点
退職時における秘密保持契約、 競業禁止契約の取り方と留意点
秘密情報管理のために退職者への誓約書・契約書の文例と取得方法をその有効性とともに実務的に解説
開催日:2007 年12 月11 日(火)13:30~16:00
開催場所:スクワール麹町会議室東京都千代田区麹町6-6
≪プログラム≫
Ⅰ.退職者と秘密情報管理
1.退職者と秘密保持義務・競業禁止義務
(1) 退職によって法律上の秘密保持義務と競業禁止義務はどのように変化するか
(2) 在職者と退職者の秘密保持義務の違い
(3) 在職者と退職者の競業禁止義務の違い
(4) 退職者の秘密保持義務・競業禁止義務の保護のためには何が必要か
2.退職者に関する営業秘密についての法規制と管理運営の指針
(1) 不正競争防止法・法律による企業秘密保護の全体像
(2) 平成17 年10 月改訂の営業秘密管理指針の読み取り方
Ⅱ.退職者と秘密保持契約書・誓約書のあり方
1.法と契約・誓約書のコラボレーション
(1) 秘密保護のための法と契約の役割の分担
(2) どう違う秘密管理規則・契約書・誓約書それぞれの役割と性格
(3) 退職者との間で注意すべき秘密保持義務
2.退職後の秘密保持義務のための契約・誓約書
(1) 秘密保持誓約書はいつ作成すればよいか
~望ましい退職後の秘密保持義務のための対処法
(2) 誓約書の提出時期とその方法
情報の特定と「インフォームドコンセント」
(3) 契約書・誓約書の文例
(4) 誓約書提出を拒まれた場合の秘密保持義務
3.退職後の競業禁止契約
(1) 退職後の秘密保持と競業禁止の相違点
(2) 競業禁止はどのような場合に許されるか
(3) 裁判例から探る退職後の競業禁止のためのルール
4. 最近の秘密保護をめぐるトラブル
~質疑応答~
■講師 松村幸生 中田・松村法律事務所弁護士
1986 年早稲田大学法学部卒業
1993 年弁護士登録1999 年弁理士登録
民事商事事件の他、労働関係事件、国際的な損害保険(船舶・航空)事件、知的財産権事件などを専門的に手がける。
著書
「ビジネス契約実務大全」(社団法人企業研究会)
「労働と税務の法務基礎(産能大学・共著)」
「名誉毀損の法律相談(青林書院・共著)」
「離婚トラブルに負けない本(中経出版)」 他
◆ 価格:
企業正会員:2 名まで無料(追加参加費3 名目から1 名に付き5,000 円)
個人会員:1名(本人のみ)無料
(会員の皆様には、別途メールで出欠を伺います。下記申込書は不要です。)
◆本例会のみスポット参加:各回とも1 名に付き29,400円(税込み、本体価格28,000 円)