コンプライアンス・内部通報・ハラスメント 相談窓口担当者のための面談技術
コンプライアンス・内部通報・ハラスメント 相談窓口担当者のための面談技術
相談者と信頼関係を築き、話しやすく、きちんと聴き取るための法的留意点と対応テクニックを学ぶ
開催日:2008 年10 月3 日(金)10:00~16:30
開催場所:虎ノ門オカモトヤビル4 階会議室東京都港区虎ノ門1-1-24 第1 オカモトヤビル
講師:(講義順)
田島正広 田島総合法律事務所所長弁護士
フェアリンクスコンサルティング㈱代表取締役
橋本尚美 橋本尚美事務所代表研修インストラクター
《セミナー参加のおすすめ》
内部告発を防ぎ、自社内で解決していくために、コンプライアンス関連の部署には期待が寄せられています。
しかしながら、プライバシーや個人情報を含む微妙な問題を含む上に、公益通報者保護法をはじめとする関連法知識も欠かせません。さらに、聞き取りにあたっては、通報者はもちろんのこと、加害者にとっても被害者にとっても「この相談員には安心して話せる」という信頼感を持ってもらう、まずは信頼関係<ラポール>を築くことが、問題解決の上で必要となってまいります。その上で、本人にとって言いづらい事実を引き出していくという面談技術が相談窓口担当者に求められます。
そのためには「聞く」ことはもちろん、「話す」技術が欠かせません。
本企画では、相談業務に当たる方を対象に、必要な法知識と、ネガティブな内容を受け止め、問題解決へ導く心構えと技術をご紹介します。講義と実習を繰り返し、我流ではない相談員としてのプロらしさを身につけられます。
企業不祥事が組織存続にも影響を与えている昨今、より機能する内部通報制度
確立の一助として、ご担当者の積極的なご参加をおすすめいたします。
≪プログラム≫
(10:00~10:40)
「内部通報制度の留意点と窓口担当者の必須知識」
1 失敗例に学ぶ「内部通報制度」を機能させる3 つのポイント
2 窓口担当者の留意事項
(どんなことを聴かなければいけないか、 聴取の際にどんなことに気をつけなければいけないか、など)
~質疑応答~
(10:50~16:30)
「速習コンプライアンス等担当者の面談技術」
1 信頼関係<ラポール>の形成
・初回面談の目的・共感と同意の違い
・ラポールを形成する条件
2 かかわり技法
・アイコンタクトの工夫・声と表情の工夫
・相槌とうなずきの組み合わせ方・座り方の工夫
3 傾聴技法
・日常会話との違い・人の話をきけないタイプの特徴
・メモを取らないコツ・相槌とうなずきの注意点
・沈黙と「間」の活用
4 質問技法
・質問と詰問の違い・認識を共有する質問
・整合性をとらえる質問・クロージングへ向かう質問
~質疑応答~
※12:00~13:00 は昼食休憩(お弁当はご用意致します。)
■講師 田島正広
田島総合法律事務所所長弁護士/フェアリンクスコンサルティング㈱代表取締役
1990 年早稲田大学法学部卒業1996 年弁護士登録
2001 年NPO 法人シロガネ・サイバーポール理事長
同年内閣府国民生活局"eコンシューマー・ミーティング"委員
2003 年総務省"電気通信事業分野におけるプライバシー情報に関する懇談会"委員
2003 年田島正広法律事務所所長2006 年現事務所名に改称
著書「インターネット法律相談所」(NPO シロガネサイバーポール編(共著)、リックテレコム)、
「個人情報保護法と金融機関」(経済法令研究会)、「やったらどうなる?個人情報保護法の落とし
穴」(共著、インプレス) 他
■講師 橋本尚美
橋本尚美事務所代表研修インストラクター
大学卒業後テレビ局、電話局に勤務。2000 年研修講師として独立。橋本尚美事務所を開設。独立当初から管理職研修の一環としてメンタルヘルスの領域を取り上げてきた。職場で実務と兼務する相談員を各地で養成している。
主な研修講演テーマ:「相談員のインテーク面談」「相談場面の共通理解」「安全配慮義務のハラスメント防止」「職場のメンタルヘルス」「こころの変調兆候の見分け方と対応の仕方」「セクシュアル・ハラスメントの正しい理解」「事件から学ぶコンプライアンス」「人を活かすダイバーシティ」
主要著書:「絶対にうまく話せるようになる講座」共著・秀和システム刊「仕事ができて、なぜか愛される人の『人づきあいの法則』」寄稿・PHP研究所刊ほか雑誌、Web 等への寄稿多数
◆ 価格:
1名に付き39,900円(税込み、本体価格38,000 円)<テキスト・昼食・お飲み物付き>
弊社"ビジネス法務アカデミー"会員企業、「内部通報制度ホットライン」委託企業、「内部通報制度一発キット」購入企業のお申込みは、1名に付き29,400 円に割引きます。詳しくは、弊社までお問い合わせ下さい。)