継続的契約の終了をめぐる法的諸問題について

経済情勢に対応した事業再構築にあたり、継続的取引契約の見直しの際に生じるトラブルを防止するために必要な法知識と、最新の判例からみた留意点を、弁護士であり、この分野の専門家でもあります、川越法律事務所、高橋善樹先生にお話いただきます。

開 催 日：2009年８月26日（水）１３：３０～１６：３０
開催場所：スクワール麹町　５階会議室　　東京都千代田区麹町6-6　【地図】

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≪プログラム≫

Ⅰ　継続的契約

１　継続的契約とは何か

２　継続的契約の終了
　(1)　期間の定めがある場合
　　　1)　契約期間の満了
　　　2)　契約更新
　　　3)　契約更新の拒絶

　(2)　期間の定めがない場合
　　　1)　解約原則可能論
　　　2)　解約原則不可能論
　　　3)　予告期間
　　　4)　損害賠償

　(3)　中途解約
　　　1)　合意解約（解除契約）
　　　2)　約定解約
　　　3)　法定解約

　(4)　契約の失効
　　　1)　履行の停止
　　　2)　契約の失効

　(5)　契約終了後の処理
　　　1)　契約関係の消滅
　　　2)　契約後の権利義務
　　　3)　損害賠償

Ⅱ　継続的契約の終了を制限する判例理論

１　継続的契約の成立

２　解約の制限か、終了の制限か（期間満了による終了も制限されるのか）
　　　1)　約定解約権の制限
　　　2)　更新拒絶の制限（期間満了の場合）
　　　3)　判例の射程範囲

３　契約類型ごとの検討
　　　1)　継続的供給契約
　　　2)　代理店契約・特約店契約
　　　3)　フランチャイズ契約
　　　4)　下請契約

４　論理的筋道の検討
　　　1)　契約自由の原則
　　　2)　信義則

５　継続的契約の終了に対する考え方のまとめ

～質疑応答～

◆ 価　 格：＜テキスト、お飲み物付＞
一般参加：1名に付き２９，４００円（税込み、本体価格28,000円）
企業会員：1名に付き１８，９００円（税込み、本体価格18,000円）
特別会員：2名まで無料（追加参加費3名目から1名に付き5,000円）

◆講師

高橋　善樹　 川越法律事務所　弁護士
平成5年　弁護士登録（東京弁護士会）
平成10年　弁理士登録

◆著書：

• 「共同の取引拒絶･単独の取引拒絶･優越的地位の濫用」（川越憲治編｢現代裁判法体系22･独占禁止法｣新日本法規出版)
• 「企業結合規制･不公正な取引方法の規制」（川越憲治編｢独占禁止法紛争の上手な対処法｣民事法研究会)
• 「訴訟･国際紛争における企業秘密の開示」（松本恒雄､升田純編｢情報をめぐる法律･判例と実務｣民事法研究会)
• 「放送番組制作委託」（川越憲治編「下請取引の法務」商事法務）
• 「企業をとりまく新法･改正法への実務対応」（共著､日本法令）
• 「個人情報保護のコンプライアンス･マニュアル作成の手引き」(日本法令)
• 「営業秘密管理マニュアル＆契約書 作成の手引」(共著､日本法令)
• 「消費者団体訴訟制度のしくみと企業の対応実務」
• ほか多数

◆開催場所：
スクワール麹町５階会議室【地図】
東京都千代田区麹町6-6
(03)3234-8739

JR中央線「四ッ谷」駅前。地下鉄丸ノ内線・
南北線「四ッ谷」駅から徒歩 ２分。または、
地下鉄・有楽町線「麹町」駅より徒歩６分

◆継続研修について
フェアリンクスコンサルティング㈱は，第二東京弁護士会継続研修実施団体として認定を受けています。
この研修を受講すると，外部研修として３単位が認められます。

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